エレベーター及びエスカレーターのメンテナンス
エレベーターは大きな箱(かご)とオモリをワイヤーロープで吊り下げ、釣瓶(つるべ)状態にし、モーターで上下させています。このとき、モーター等の回転機が多数使用されているのですが、当社においては先々代の代表の頃に回転機のメンテナンスを依頼されたことから今の事業が始まりました。そのため、この「回転機」に関するノウハウこそが当社の最も秀でた強みなのです。現在では技術の革新により、モーター自体のメンテナンスはほぼありませんが、回転機には軸受け(ベアリング)と呼ばれる部品が取り付けされており、ベアリングに不良が発生した場合に取替を行う必要が生じることは今でも稀にあります。
現在、主に行っているのはバブル期に建造された多くのビルに設置されているエレベーターの経年で劣化した制御機器の取替や、昇降機の現行の法令に沿った形への更新です。おおむね30年で制御リニューアルを行う事が現在のスタンダードとなっており、その際に、耐震性の向上、付加仕様の追加による利便性の向上、安全性の向上を同時に実施しています。